耳ほぐタイムは横向き寝でも使える?代用品はある?
『寝るときに耳を温めると寝つきが良くなる』という噂を聞いて小林製薬から販売されている『ナイトミン 耳ほぐタイム』という商品を使ってみようかと思っている方もいるのではないでしょうか?
耳ほぐタイムは耳栓と発熱体が一体型になっているので、遮音と耳の温めが気軽にまとめて出来ちゃう優れもの。
実際に使ってみると分かりますが、その気持ちよさは寝落ち必至。
特に耳の冷えやすい冬場は毎日でも使いたくなってしまう商品です。
その気持ちよさが話題になり、販売開始から約2カ月で出荷数が50万個を超える大人気商品となっています。
そんなに気持ちいいなら試してみたい!
でも横向き寝派の私でも使えるのかな?
普段から横向きで寝ているという方には、イヤホンのような形をしている耳ほぐタイムが邪魔になってしまわないか気になるところですよね?
結論から言ってしまうと『ナイトミン 耳ほぐタイム』を横向き寝で使うのは難しいです。
今回は『ナイトミン 耳ほぐタイム』を横向き寝で使うのは難しい理由と、横向き寝でも耳を温められる代用アイテムをご紹介していきますのでぜひ最後まで読んでいってくださいね!
ナイトミン 耳ほぐタイムは横向き寝でも使えるの?
実際に横向きで使うと?
実際に耳ほぐタイムを装着した状態で横向きに寝てみるとかなりの圧迫感を耳に感じます。
黒い耳栓部分と、紫色の発熱体を入れておく部分は両方ともシリコンのような柔らかい素材でできていますので、横向きに寝たからと言ってすぐに痛みを感じるほど硬くはありませんが、せっかくの気持ちよさは半減。
仰向けで眠れる人なら耳ほぐタイムの温かさを感じながら気持ちよく入眠できますが、耳ほぐタイムを付けたまま横向きで眠るのは無理と感じるくらいの違和感があります。
口コミでも横向き寝は出来ないとの声
ショッピングサイトの口コミの中にも、横向き寝は出来ないとの声が散見されます。
逆に横向きでも使えるとの声は見つけることが出来ませんでした。
気持ちいいのは確かですが、「横向きで寝られない」ので寝返りが打ちにくいです。
確かに耳が暖まって気持ちがいいです。しかし寝相の良くない私は、耳が痛くて夜中時々目が覚めます。ある程度使用したら外すのが良いのかも知れません。朝まで付けているのは少し苦痛です。
公式サイトの見解は問題なしだが…?
ちなみに「耳ほぐタイム」の横向き寝での使用については、販売元である小林製薬の公式サイトにも記載があります。
本製品は、就寝時に横向きでも使用できる製品です。
引用:小林製薬 製品情報サイト
しかしながら、かなり耳が圧迫される状態でご使用いただくと痛みや違和感につながる可能性があります。
痛みや違和感を感じた場合はご使用をお控えください。
横向き寝でも使うことが出来るとしている一方で、痛みや違和感が発生する可能性についても記載されていますね。
公式としても横向きでの使用は推奨していないということですから、横向きで使うのはなるべく控えておいた方がよさそうです。
横向き寝派のあなたにオススメの代用アイテムはこれ!
横向き寝派の方でも、心地の良い入眠のために就寝前に耳を温めたいと思いますよね。
残念ながら耳ほぐタイムとほとんど同じような商品はこの記事の執筆時点では発売されていないようです。
耳を温めたいけど、仰向けで寝るのが苦手だったり、寝返りの時の圧迫感に悩んでいるという方は他のアイテムを上手く使って耳ほぐタイムの代わりにしましょう。
また、耳を温めると良く眠れるという方は目元を温めることでも同様の効果を得られる場合が多いです。
デジタル機器と切っても切れない生活をしている現代において、目には何かと負担がかかりがち。
ホットアイマスクで目元を温めるという手段もぜひお試しください。
フェリック RelaxQ
『RelaxQ(リラキュ)』は耳ほぐタイムと同様に発熱体を使って耳を温める仕組みの商品。
耳栓タイプではなく耳たぶに張り付けて耳を温めるので、耳ほぐタイムのように遮音効果はありませんが、その分圧迫感は少なく横向きの状態でも強い圧迫感は感じません。
また、耳栓タイプの商品は自分の心音など体内の音が気になって目が冴えてしまう方もいると思いますので、耳栓が苦手な方にもオススメ。
貼り付けるタイプならではのメリットは、耳たぶだけではなく温めたいところがあればどこにでも貼り付けて温かさを感じられるというところにも。
公式サイトでも、手の甲や肩、腰などに貼り付けて温められると紹介されていますが、IntoTheDeepの中の人のオススメは『こめかみ』。
目が疲れた時にこめかみに貼り付けておくと血行が良くなってとてもスッキリするので、ぜひ試してみてくださいね!
Nemulia MIMION
1つ目のオススメ商品はNemuliaが販売している『MIMION』という商品。
一見ただの布を耳に充てているだけのようにも見えますが、『αオーラわた』という特殊素材を使用。
この素材は非常に蓄熱性が高いので、耳を冷やすことなく温かい状態を保ってくれます。
素材は優秀ですが、フィット感に少々難があるのが残念なところ。
商品の裏側には耳にかけるためのゴムが2本あるのですが、うまく耳に引っ掛けられなかったり、すぐに取れてしまったり…。
ショッピングサイトの口コミでも、自分の耳には合わないという声や、寝ている間に取れてしまうので使っていないという声が目立ちます。
中には自分でゴムを縫い付けるなど改造して使用している方もいたので、そこまでしてでも使いたい素材の良さはあるのでしょう。
今後のアップデートに期待したい商品ですね。
METEX イヤーラックス
こちらの商品はゴムで耳に引っ掛けるのではなく、耳をすっぽりと覆ってくれるカバータイプの商品。
耳全体が包まれているので、隙間風が寒く感じるということもなく安心感ももたらしてくれます。
フレームレスなので、横向きで寝ても耳に固いものが当たるような感触は無く耳を温めながらも快適に眠ることができます。
イヤーラックスはIntoTheDeepの中の人も愛用しているアイテムです!
私自身は仰向けでも寝られるので、耳ほぐタイムを使いながらでも眠れるのですが、寝ている最中に勝手に外してしまったのか片方紛失するという事件がありました。
それからは耳ほぐタイムで耳を温めた後に、イヤーラックスをつけて保温しながら寝るようにしています。
寒い冬場など、朝起きたときに耳がキンキンに冷えてしまっていることも無くなり、睡眠の質も良くなったと感じられています。
遮音効果も欲しいと言う方は、耳栓を併せて使用するのがオススメ。
ちなみにIntoTheDeepの中の人は耳栓の代わりに、下記の記事で紹介している『寝ホン』を使っています。
耳栓のような閉塞感が無く、ホワイトノイズという音を流して睡眠中の雑音や騒音を軽減し睡眠の質を高めることが出来ます。
アラームを設定することも出来るので、聞き逃す心配もありません!
Aroma Season 電熱式耳当て
寝る前のリラックスタイムに電熱式の耳当てを使って耳を温めるという方法もあります。
こちらは耳ほぐタイムと同様に横向き寝で使用するのは難しいですが、耳全体を温めることが出来るので、包まれている感じがとても気持ちが良く眠気を誘います。
また、発熱体を使用している商品だと温度調節が出来ないのがネックですが、電熱式の場合は温度調節が出来るのもうれしいところ。
こちらの商品は電源を入れてから30分後に自動で電源がOFFになるので、寝落ちして電源を切り忘れてしまうという心配もないですね。
耳を温めると良く眠れる?それなら目を温めるのもおすすめ!
耳を温めると良く眠れるんだけど、いまいちしっくりくるアイテムが見つからないのよね…
ここまで読んでいただいた方の中には、耳を温めると良く眠れるけど、いまいちピンとくるアイテムが無くて悩んでいる方もいらっしゃると思います。
そんな方にぜひ試して欲しいのがホットアイマスク。
目元を温めると耳を温めた時と同様に、自律神経を整えたり身体がリラックスする効果が得られますよ。
特に副交感神経は耳よりも目元の方が多く走っているので、人によっては耳を温めるよりも効果を実感できる可能性もあります。
ホットアイマスクは耳を温めるアイテムよりも種類も多く選択肢が広いので、ぜひ検討してみてください。
さいごに
耳ほぐタイムが横向き寝で使うのが難しいのは少々残念ですが、他にも耳を温めるために使える商品があることもお判りいただけたかと思います。
『RelaxQ(リラキュ)』は耳を温めるだけではなく、冷えが気になるところを気軽に温められるので、カバンに1セット入っていると意外と重宝しますよ。
ぜひこの機会に耳ほぐタイム以外の商品も試してみてくださいね!
自分に合った耳の温め方に出会えると温めるのが億劫にならないので、睡眠の質もきっと向上させられるはず!
とはいえ耳ほぐタイムは適度な温かさと遮音が心地よく癖になる商品なのは間違いありません。
今後横向きでも使えるようなコンパクトサイズの発売など、改良に期待したいですね。