その睡眠不足、目の疲れが原因かも?ホットアイマスク習慣で両方解決!

寝不足、疲労

目の疲れは睡眠不足の原因に!

ちゃんと寝ているはずなのに疲れが取れなかったり、朝サッパリと起きられなかったりすることはありませんか?

睡眠時間は十分、寝具も変えてみたのによく眠れてる気がしない!

あなたの睡眠習慣が崩れてしまっている原因はもしかすると目の疲れにあるかもしれません。

今回は目の疲れが睡眠に及ぼす影響とその解消法をご紹介していきます。

この記事を読むと、自分の睡眠不足の原因が目の疲れから来ているのか、その場合の対策と解消方法が分かるようになります。
是非記事の内容を元に、自分の睡眠不足の原因をセルフチェックしてみてくださいね。

あなたの睡眠不足、目の疲れが原因かも…?

『目が疲れる』ってどういうこと?

パソコンやスマートフォンで何か作業をしていたり、ゲームをしてディスプレイを見つめていたりすると、ふとした瞬間に『目が疲れた』と感じることってありますよね?

少しイメージがしづらいかもしれませんが、目にもピントを調節したり、眼球を動かしたりするための筋肉があります。

パソコンのモニターやスマホのディスプレイなど、近くを集中して見るときにはそれらの筋肉がギュッと収縮をした状態が続きます。

そしてこれが目が疲れる原因。
スポーツや筋トレをすると動かした部分や鍛えた部分が疲れるのと同じように、目も何かを見ようとしたりすることで疲れるというわけなんですね。

目の疲れと睡眠不足の関係

目が疲れるメカニズムは分かったけど睡眠と関係あるの?

目の疲れと睡眠不足は一見関係のないことのように感じるかもしれませんが、実は密接に関係をしています。

人間には自律神経といって、内臓や代謝、体温といった体の機能をコントロールする神経が備わっています。
自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経に分けられ、交感神経は心身を活発に、副交感神経は逆に休ませる働きをしています。

本来この二つの神経は互いにうまくバランスを保っているのですが、パソコンのモニターやスマートフォンの画面などを集中してじっと見ている状態のときなどは交感神経が優位に働きます。

この状態が長時間続くと、目の周りの筋肉はずっと収縮状態にあるので、血行不良を起こし疲弊しますし、本来であれば就寝前などにリラックスした状態で副交感神経が優位に切り替わるべき場面でも交感神経優位の状態が続いてしまい、目が冴えて中々眠れないなどの障害が発生してしまうのです。

目を酷使しているときは身体の負担にも注意

目を酷使する状態だと自律神経に影響が出るだけではなく身体の疲労にもつながります。

デスクワークやゲーム、動画を視聴している最中などに目が酷使されているのは言うまでもありませんが、目に負担がかかっている際には同様に首や肩、腰などの筋肉も長時間緊張状態のまま動かさないことが多いです。

長時間のデスクワークやゲームのし過ぎで肩こりや腰痛を起こしてしまうのもこのため。
自律神経が乱れていて寝つきが悪いのに、肩こりや腰痛で余計に寝れない状況を加速させてしまうという負のループに入らないように気を付けたいですね。

ちょっとした習慣で疲れと睡眠不足の対策を

長時間のデスクワークやスマホ、ゲーム機の操作が目や身体の疲労、自律神経の乱れの原因となり、ひいては睡眠不足につながることはお判りいただけましたか?
とはいえ、睡眠のために仕事はもちろんゲームをしたり、SNSや動画を見ることを控えるのはあまり乗り気になれませんよね。

目の疲れや自律神経の乱れは日々の生活に少しだけ習慣をプラスすることで防ぐことが出来ます。
現代はデジタル機器とは切っても切れない関係にある時代なので、習慣を変えることでうまく付き合えるようにしていきましょう。

ここからは実際に目の疲れや自律神経の乱れを防ぐ習慣をご紹介していきます。

遠くに視線を移して緊張を解く

目の疲れや自律神経の乱れを招きやすいのは、パソコンやスマートフォンなどの画面を長時間じっと見つめ続けている状態の時。
目の周りの筋肉が収縮した状態が続いていますので、1時間に1度ほどの頻度を目安に画面から視線を外して遠くを見るようにしましょう。

出来れば窓の外など、10メートル以上離れた場所にあるものに視線を移し、また近くのものにピントを合わせる。また遠くのものにピントを合わせる。という動きを10回ほど繰り返してください。

こうすることで目の周りの筋肉の緊張が緩和され、血の巡りも改善することが出来ます。
筋肉の緊張を少し緩めてあげるだけでも、疲労感はかなり軽減することが可能です。

目のストレッチをするのと同時に首や肩も動かして、集中している間に凝り固まった部分をほぐしてあげるようにすると良いですよ。

画面を暗めに設定する

パソコンやゲーム機などは画面の明るさが特に明るく設定されているものが多く、交感神経の働きを高めてしまう要因になります。
特に夕方以降は睡眠に影響が出やすくなりますので、画面の明るさを控えめに設定しておくことで影響を減らすことが出来ます。

また、部屋の明るさも自然な入眠にかかわります。
夕方以降は部屋の照明は暖色系にし、明るさも控えめに設定しておくのがおすすめです。

パソコンやスマートフォンなどの画面からはブルーライトと呼ばれる光も発生しています。
ブルーライトは『メラトニン』という睡眠と深くかかわるホルモンにも影響をあたえ、自然な眠りを妨害する要因になりえます。

ブルーライトについては下記の記事で詳しくご紹介していますので、よろしければ参考にしてください。

ホットアイマスク習慣で疲れを持ち越さない

デスクワークや動画配信などで一日中画面と向き合っている方などは、目や身体のストレッチを定期的にしていても疲れは溜まりがちになってしまいます。

身体の疲れが睡眠によって回復されるように、目の疲れやダメージも睡眠中に回復されます。
しかしながら、現代は目への負担が非常に大きく、一晩では目の疲れを回復しきれない場合もあります。

目の疲れが回復しきれていないのにまた翌日に酷使するという悪循環を繰り返すと単なる目の疲れではなく『眼精疲労』に発展してしまうことも。

目の疲れを翌日に持ち越さないように就寝前にホットアイマスクなどで目を温めてあげると疲労回復に効果的です。

ホットアイマスクの効果

ホットアイマスクって目元を温めるアレでしょ?そんなに効果があるものなの?

使い捨てのホットアイマスクは薬局やドラッグストアなどで気軽に買えるので、試したことがある方も大勢いらっしゃると思いますが、疲れ目に効くという大まかな効果しか知らないという方も多いのではないでしょうか?

実はホットアイマスクは目の疲れに関しては超優秀な便利アイテムなので、その効果を知ったらきっと使いたくなること間違いなしです!

疲れ目の解消

疲れ目の解消に役立つ効果は皆さんもご存じの通りでしょう。
目の疲れは何かをじっと見つめるなど、目の周りの筋肉の収縮状態が続いた時に起こります。
目元を温めてあげることによって目の周りの凝り固まった筋肉をほぐすことが出来るので、目の疲労回復に効果があります。

目の疲れは寝ている間に回復しきれないと、どんどんと蓄積されやがては眼精疲労につながります。
目を酷使するような仕事をしていたり、長時間ゲームやスマホの操作をする習慣がある方は、毎日きちんと疲れをリセットしてあげるためにも目の周りの筋肉を温めてあげる習慣をつけたいですね。

目元のクマの解消

目の周りの筋肉が凝り固まってくると目元にクマが出来やすくなります。
クマが出来ていると表情も一気に疲れた感じが出てしまい印象が悪いですよね。

クマの原因は血液の流れが滞ってしまうこと。
ホットアイマスクなどで目元を温めてあげると血流が改善されるのでクマの緩和に効果的です。

ドライアイの対策

ドライアイと言えば目薬じゃないの?ホットアイマスクでドライアイが予防できるとは思えないけど…?

少し意外かもしれませんが、ホットアイマスクはドライアイの対策にも効果的なんです。

涙には水分とともに、水分の蒸発を防ぐための油分が含まれています。
涙の分泌量自体の減少もドライアイの原因ですが、蒸発を防ぐための油分の減少もドライアイを引き起こしやすくなります。

目元を温めてあげることで油分の分泌を促進することが出来るので目が乾きづらくなり、ドライアイの緩和、予防をすることが出来るんです。

疲れを感じる前に乾燥で目がシパシパしてしまうという方にもホットアイマスクはおすすめですね。

ホットアイマスク使うのに適したタイミングはいつ?

ホットアイマスクは夜寝る前に使うという方がほとんどだと思います。
その日の疲れはその日のうちに解消できるのがベストなので、就寝前もホットアイマスクを使うのには適したタイミングだと言えますが、出来れば1日に2回目元を温め、目を休められるタイミングがあるのが理想的。

特にデスクワークなどで午前中から目を酷使することが多い方は、お昼休憩などのタイミングで一度目を休ませてあげる時間を作った方が良いでしょう。

一日中酷使した後の目は筋肉が凝り固まり血行不良を起こしてしまっているので、ほぐすことも簡単ではなくなりますし疲労も蓄積しやすくなります。
疲労が蓄積しすぎる前に一度疲れをリセットしてあげることで目の負担を軽減してあげましょう

目を休ませてあげることで午後もリフレッシュした状態でスタートできますし、目の疲労感が軽減されて集中力や作業効率も上がるはずです。

まとめ

いかがでしたか?
今回は目の疲れと睡眠の関係についてご紹介してきました。

現代はデジタル機器が発達し、普段の生活と切っても切れない関係にあります。
自分では気づかないうちに目の疲れから良い睡眠が取れなくなってしまっているかもしれません。

目が疲れてしまう原因を避けられるのが一番ですが、それが難しい場合も多々あるでしょう。
少し習慣を変えてみるだけでも目の疲労感は大幅に改善することが出来ますし、睡眠への影響も最小限に抑えることが出来ます。

まずは自分の意識を変え、目をいたわることから始めてみましょう。
最近では使い捨てのタイプだけではなく、充電式のホットアイマスクや、マッサージ機能付きのものまであります。

自分のお気に入りのアイマスクを見つけてリラックスタイムを過ごすのもいいかもしれません。
オススメのホットアイマスクはこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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