夜勤なのに騒音で眠れない?
夜勤のある生活をしていると、どうしても昼間に寝なければいけない時がありますよね。
ずっと夜勤の方もいれば、シフト制で特定の曜日だけ夜勤があるという方もいるでしょう。
昼夜逆転の生活は睡眠の質が落ちやすく、慢性的な睡眠不足の状態になっている方が多いのも現実。
とくに昼間は隣人の生活音や外で子供が遊ぶ声など、家の中にいても様々な音が聞こえてしまい眠れない経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?
私もシフト制で夜勤のある仕事に就いていたことがありますが、夜勤の前に寝れなかったり、疲れているはずの夜勤明けも寝付けない日があったりと悩まされました。
夜勤の前に眠れないとイライラしたり、精神的にもよくないですよね…。
私もノイローゼ気味だったかな?と思うほど音に対して敏感だった記憶があります。
今回は夜勤なのに音が気になって眠れない!という問題を解決するための対策をご紹介していきますよ!
夜勤をしていた当時このアイテムを知っていたら絶対に買ってた!という商品もありますので、気になった方はぜひ試してみてくださいね。
夜勤なのに騒音で眠れない!それなら耳栓…?
騒音といえば『耳栓』というのが王道の対策ですが、耳栓が苦手な方もいらっしゃると思います。
静かになるのはいいけど、今度は自分の心音や呼吸音など体内の音が妙に気になってしまったり、耳の圧迫感が気持ち悪いと感じることも。
私自身も耳栓にはお世話になりましたが、根っからの心配性。
『アラームが聞こえなくて寝過ごしてしまうかも』という不安から、耳栓をして寝るのは休日の前日だけ。
肝心の夜勤の日には使うことが出来ませんでした。
とはいえ耳栓は耳栓で十分に騒音問題を解決するだけの実力がある優秀なアイテムです。
比較的安価で手に入るコストパフォーマンスの高いアイテムなので、まだ耳栓を使ったことがないという方は一度試してみてはいかがでしょうか。
耳栓を試すならお試しセットがおすすめ
耳栓を初めて使うという方にはいろいろな形や硬さが試せるお試しセットがおすすめです!
耳栓と一口に言っても本当に色んな種類があるので、最初に買った耳栓が合わないと自分には耳栓は合わないと思ってしまう人もいます。
Moldexというブランドの耳栓セットなら、8種類もの耳栓が1セットになっているので耳栓をあまり使ったことがないという方にピッタリですよ!
自分に合った耳栓に出会えると、外の世界から遮断されているような気分になり、本当に睡眠の質が上がったと感じられます。
是非皆さんも自分にぴったりの耳栓を見つけて、目覚めの違いを実感してみてくださいね!
昼間の騒音対策にサウンドマスキングで快適な睡眠空間を
耳栓は試してみたけど、どうも苦手で使いづらい…ほかにいい騒音対策の方法は無いかな?
耳栓は試したけど自分には合わなかったという方には『ホワイトノイズマシン』という家電がオススメ。
見た目はただのスピーカーですが、ホワイトノイズという音を再生することに特化した商品です。
ホワイトノイズって何?
『ノイズ』という言葉がついているように『ホワイトノイズ』は雑音の一種です。
ただの騒音ではなく、様々な周波数の音を同程度の強さでミックスして再生した音のことを指します。
ホワイトノイズを再生していると騒音など気になる音がかき消されることで音に意識が向きにくくなり、安眠や集中力アップといった効果が望まれます。
ホワイトノイズによって雑音など気になる音がかき消されて気にならなくなる効果のことを『サウンドマスキング(ノイズマスキング)効果』といいます。
ホワイトノイズマシンの選び方は?
遮音性をプラスしてさらに深い眠りへ
ホワイトノイズマシンと同様に、就寝時に使用することを想定して開発されたイヤホンも販売されています。
就寝時に使用することを想定したイヤホンは『寝ホン』とも呼ばれ、寝返りを打った時にも耳が痛くならない、耳から落ちづらいなどの工夫がされています。
耳栓のデメリットもしっかりカバー
『寝ホン』の多くは『カナル型』と呼ばれる構造をしています。
カナル型は耳栓によく似たイヤーピースを耳に差し込んで装着しますので、耳栓と同じようなデメリットがあるのでは?と思われる方もいるかもしれませんがご安心ください。
商品によっても違いはありますが、『寝ホン』の多くはサイズの異なる複数のイヤーピースが付属しているので、圧迫感の少ないサイズのイヤーピースを選ぶことが出来ます。
耳栓ほどの遮音性能は無くなりますが、圧迫感や異物感を軽減することが出来ます。
また、アラームを設定できる機種も多いので、耳栓だとアラームが聞こえなくなってしまうかもしれないという不安もありません。
『寝ホン』はイヤホンとしても使える?
多くの機種は通常のイヤホンと同様にBluetoothでスマートフォンなどと接続して音楽を再生することが出来ます。
軽さや小ささにこだわったモデルが多いので、通常のイヤホンと比較すると平均して音質は劣るかもしれませんが、身に着けていることを忘れるくらいの軽さやフィット感は普段使いにもオススメです。
ちなみにイヤホンやスピーカーのメーカーとして有名なBOSEからも『Bose Sleepbuds II』という寝ホンが発売されているのですが、この商品は専用のアプリに収録されているホワイトノイズやヒーリンミュージックのみ再生できるというまさに『睡眠特化型イヤホン』。
通常のイヤホンと同様の使い方は出来ないのにお値段は約3万円。
中々いいお値段がする商品ですが、それだけBOSEのこだわりが詰まった商品に仕上がっていますので気になった方はショッピングサイト等で詳細をチェックしてみてくださいね。
睡眠をモニターできる商品も
Ankerが販売している『Soundcore Sleep A10』という商品は専用のアプリと連携することで睡眠のモニタリングもすることができます。
価格はBOSE『Sleepbuds II』の3分の1程なので比較的リーズナブルですが、通常のイヤホン同様Bluetooth接続などで好きな音楽を再生することもできます。
『寝ホン』としてだけではなく、通常のイヤホン同様の使い方が出来るのもこの商品の魅力と言えますね。
アプリで提供されているホワイトノイズやヒーリングミュージックの質はBOSEに軍配が上がりますが、動画配信サイトなどでも良質なホワイトノイズはアップロードされていますので、十分に代用可能。
アプリも今後アップデートにより楽曲の追加や操作性の向上などが期待されます。
コストパフォーマンスで選ぶなら『Soundcore Sleep A10』がオススメです。
音の軽減+安心感=安眠
騒音は何とかしたいけど、音を流したり、イヤホンも出来ればしたくない…。
他に良い方法はないの?
騒音を根本から解決するには引っ越しや、部屋の防音工事など大掛かりな対策が必要になります。
金額面での問題もありますが、防音工事などはそもそも賃貸物件ではできないこともあるでしょう。
耳栓もイヤホンも音も嫌だ!でも根本的な解決手段も取れない…。という方は遮音カーテンで窓からの音を軽減したり、寝る位置を変えてみたりしてください。
頭の位置を逆にするだけでも意外と音の聞こえ方は違ったりします。
また、簡単に音を軽減することが出来る対策としては『ドーム型の枕を使う』という手段もあります。
耳栓やホワイトノイズといった手段と比較すると音を軽減する力は強くはありませんが、自分の枕をドームの中に置いて寝るだけなので、耳栓をしたり、音楽を流したりという手間はありません。
何より、睡眠環境をほとんど変えずに対策が出来る手軽さはこの商品の強みでしょう。
夜勤の場合、就寝時に部屋を暗くするのが難しい場合もあると思いますので、遮光の効果があるのもうれしいですね。
ちなみに、耳栓やホワイトノイズイヤホンなどと、この商品を組み合わせて使うのもオススメ。
遮音効果も倍増しますし、安心感もあるので深い眠りにつくことが出来ますよ!
さいごに
今回は夜勤なのに眠れない時にできる対策をご紹介してきました。
夜勤のある方は生活リズムが乱れやすく睡眠の質も低くなりがちです。
騒音などで睡眠時間を確保できなくなったり、睡眠の途中で覚醒してしまうことが無いようにするためにも自分に合った対策をしていきたいですね。
今回ご紹介した中で特にお勧めしたいのはAnkerの『Soundcore Sleep A10』という寝ホン。
専用のアプリに用意されているホワイトノイズや機能は改善に期待したいところですが、普通のイヤホンとしても使用できることや装着感、音質を考えればコストパフォーマンスは抜群です。
騒音にお困りの方はぜひ試してみてくださいね!